あがほ考琲1周年のお祝いで常連さんたちが集まる中、お店の一角では
曼荼羅アート
のワークショップが開催されました。
主催者のTさんも常連さんの1人で、まるで「肝っ玉母さん」のように常連さんたちを元気づけてくれる存在です。
みんな違っていいのよ
そんなTさんが主催するワークショップは、いつも賑やかに始まります。
あがほ考琲1周年の店内でワイワイと
あがほ考琲には、少人数のワークショップをするのに良い一角があります。
Tさんを始めワークショップに参加する人たちは、その一角に陣取り準備を始めます。
まずは特別ランチのハンバーグカレーを堪能
管理人は、ワークショップをする一角から少し離れた席にいました。
私は早々にハンバーグカレーを食べ終わってしまったので、他の常連さんたちを見ていると、やはり他の常連さんたちも満足している様子😊
ワークショップをする一角でも、喜びの声が上がっていました。
普段食べているカレーとは全く違うものだったので、新鮮な感覚になったいたこともうなずけます。
食べ終わるとゆるく準備が再開され、ワークショップが始まります。
誰でもできる曼荼羅アート
管理人も以前参加したことのある曼荼羅アートワークショップ。
正解もないし、良いも悪いもないのよ
Tさんがよく口にしていてる言葉です。
上手くできるかな~
私も最初はそんな感覚に囚われていました😅
小学校・中学校・高校・大学・社会人と過ごす中で、テストや仕事をするときは
どうしたら上手くできるか
間違えちゃいけない
そんな考えが常に頭の中のあったのですから、良いも悪いもないという感覚に、なかなかなじめないというのが正直なところでしょう。
曼荼羅アートをするときは、その時の感覚、その時の自分に従って描いていけばいいのです。
「その時に感じたことが正解なのよ」
その通りですね。
やり始めると集中してしまうんです
管理人は参加したことがあるので分かりますが
引き込まれます
最初は頭で考えているのですが、そのうち考える割合がどんどん少なくなっていき
こうかな、いや違うな
と、自分の感覚に従って判断がどんどん早くなっていくのです。
静かになったと思ったら
ハンバーグカレーを食べ終えて一息ついていたとき、気づくと、ワークショップをしている一角が静かになっていました。
そうです。
ワークショップが始まると集中してしまうんです。
私が様子を見に行くと、Tさん以外の参加者がテーブルに覆いかぶさるようにして曼荼羅アートを描いているではありませんか。
数多くの色鉛筆やペンを前にすると
どの色にしたいんだろう?
自分自身と向き合うことになります。
色はあくまでも「象徴」であって、自分の気持ちや状態と自然と向き合うことになるのです。
普段は、あがほ考琲で常連さんが数人が集まれば賑やかになり、様々な話をして盛り上がるのが普通なのですが、この時ばかりは異なります。
自分の曼荼羅アートだけが見えているのです。
できた作品はこちら
さて、出来上がった曼荼羅アートがこちらです。
いずれも個性的で素晴らしいですね。
大小の異なる色の円、特にイエローの印象が強い曼荼羅アートです。
中央の図柄が全体を落ち着かせていて、見ていてエネルギーと同時に安心感も感じます。
とても緻密な曼荼羅アートです。
中心から様々な図柄が展開していくのが印象的で、パープル系の色が深淵さを感じさせます。
様々な曲線を組み合わせた複雑で、緻密な曼荼羅アートです。
線の細かさだけではなく、随所に彩られたカラーが中世の芸術作品を思い起こさせます。
一度描いた曼荼羅アートを黒で覆う。
誰もができる発想ではありません。
黒の向こう側にある曼荼羅アートを想像することで、目の前にある曼荼羅アートに縛られず世界が広がります。
どれが良くて、どれが正解というわけではありません。
その瞬間に描かれた曼荼羅アートが「真実」なのです。
上手い下手ではなく自分自身の「鏡」として
曼荼羅アートは、同じ人がやっても異なるものが出来上がります。
人は常に同じわけではありません。
日が変わり、時間が変われば、感じるものや考え方も少しずつ変化していきます。
それを形にして表してくれるのが
曼荼羅アート
と、言えるのではないでしょうか。
次回の予定はまだ未定ですが、開催されるときは日程をファンページでお知らせいたします。