秘かに人気になっている黙食Cafe。
マスター特製の美味しい朝食が食べられるだけではありません。
凝縮された時間の中で、普段は意識していない自分の感覚を大切にし集中する。
いつもとは違う時間を過ごす中で、自分の感覚が蘇る体験は貴重です。
ただ単に、美味しい朝食を食べるだけでも参加して良かったと思えます。
飲み比べはスパイスチャイで

あがほ考琲の新メニューとして、チャイが人気です。

ネパール人のシェフからも褒められたんだよ
本場の人にも認められたチャイが飲めます。
今回は、普段使っている牛乳を使わずに、紅茶とスパイスの香りを活かしたスパイスチャイ。
紅茶の甘味や香り、スパイスの程よい辛みがとても心地よく味わえます。
ゆっくりと味わいながら飲むと、マスターが朝食を出してくれました。
鮭がメインの和定食


マスター特製の朝食は、鮭がメインの和定食です。
卵焼きや、ほうれん草の胡麻和えなど定番の副菜も、よく噛んで味わうと素材の甘味が感じられます。
そして、炊き込みご飯が最強でした。



これはヤバイ!
ご飯の甘味を決して邪魔しない出汁の効かせ方、具材の味付けも穏やかです。
スーパーに行けば、入れれば炊ける商品も売っています。
世に出される商品なので、ある程度は納得できる味になっているでしょう。
しかし、やはり人の手で、経験豊富な料理人の手で作るのとは天と地の差があるのです。


黙食の1時間を過ぎて、改めてスパイスチャイを飲みます。



スパイスってこんなに強烈だったっけ!?
不味いわけではありません。
紅茶の香りも一緒に、喉の奥へストレートに入ってきたからです。
牛乳を入れないチャイの美味しさも、味わえたのは幸運でした。
黙食Cafeは、自分自身をリセットする時間として、とても貴重です。
時間の長さは関係ない
座禅やヨガ、ピラティスなど、心と体を整える方法として多くのものがあります。
どれが良い悪いというのではありません。
どれだけ長い間取り組もうと、「先生」と呼ばれる立場・資格を手にしても、そのこと自体に意味はないのです。
密度を重ねるからこそ、見えてくるものがあります。
自分以外の誰かに影響力を及ぼそうとする必要もありません。
自分ができることは、自分のことだけです。
黙食の時間は、普段忘れていることに気づける大切な時間です。