10月20日、16時から「あがほの旅はここから」が開催されました。
久しぶりの開催となった今回は、旅のプロ、鉄道に詳しい(鉄っちゃん)Iさんをメインに迎えました。
もちろん、旅の話と言えば、もう1人のプロYさんも参加してくれました。
いやあ、管理人さん、行ってきましたな
管理人さん、どうもどうも
湯治のために北へ向かっていたIさんから、湯治や温泉だけでなく、いろんなお話を聞いていきます。
管理人も、Iさんのサポートを受けて、先日お伊勢参りに行ってきたばかりです。
まだまだ旅をしたことがない場所は、たくさんあります。
Iさんのお話から、まだ知らない場所へ旅したくなってきました。
まずは駅弁大会
旅ここと言えば駅弁。
今回もそれぞれ特徴のあるお弁当が集まりました。
ちなみに管理人は「チキン弁当デラックス」です。
チキン弁当が登場して60周年を記念した、温められるお弁当。
ちなみに、中はこんな感じです。
どのお弁当も美味しそうでした。
食後には、マスターのご厚意でミニカレーと焼きプリンまで
お腹も大満足です。
管理人のお伊勢参り
事の始まりは約2ヶ月ほど前。
いつものように、あがほ考琲さんでゆっくりしているとIさんが登場。
お預かりしてたこれ、ご覧になります?
と、お決まりのセリフから入って、必然的に話は旅のことに。
ふとした一言がきっかけに
お伊勢さん、伊勢神宮には行ってみたいと思ってるんですよね
管理人のふとした一言がきっかけで、Iさんの脳がフル回転し始めます。
- 内宮と外宮の違い
- 交通手段(バス、徒歩)
- お得な切符
- 穴場の神社
- 美味しい焼肉屋さん
次から次へと出てくるので、聞いているこっちが圧倒されそうでした。
そんなIさんの知恵をお借りして、お伊勢参りをしてきたのです。
行ってきた行程をざっとまとめると
【1日目】
・二見興玉神社
・伊勢神宮外宮
・月夜見宮(伊勢神宮・別宮)
・倭姫宮(伊勢神宮・別宮)
・月読宮(伊勢神宮・別宮)
・おかげ横丁(伊勢神宮内宮近く)
【2日目】
・伊勢神宮内宮
・朝熊岳金剛證寺
・瀧原宮(伊勢神宮・別宮)
【3日目】
・名古屋城
・岡崎城
結構内容の濃い旅になりました。
もちろん、Iさんから事前にお伊勢参りに関する情報を聞いたのを参考にしています。
オススメは瀧原宮
その中でも管理人がオススメなのは「瀧原宮」
これもIさんからの情報なのですが、Iさん曰く
あそこはね、雰囲気が違うんですよ!
とのことでしたので、私も楽しみにしていました。
しかし、これがまあ行きにくいのなんのって。
令和6年10月から、ちょうど松阪駅からのバス路線が廃止になったため、バスでも行きにくい。
結局、約2時間に1本のJRを乗り継ぐことに。
入口から、瀧原宮まで抜けていく道が何とも言えない雰囲気で、外宮や内宮にはないですね。
お参りをして、帰ろうとする道すがら、参拝客の人がお札を買う場所からそれて、川のほうに降りていきます。
「御手洗場」
瀧原宮の中を流れる頓登川のほとりに降りられる階段があるので、降りてみます。
空気が動いてる
管理人はそう感じました。
いわゆる「風」ではなく、上流から空気の見えない塊が動いているように感じるのです。
川のほとりにある木々の葉も、ほとんど動いていませんでした。
川のほとりに佇んでいると時間を忘れます。
瀧原宮を出て、駅のほうへ戻ると小さなカフェが空いていたので立ち寄ることに。
いらっしゃいませ
笑顔のご夫婦がお出迎えしてくれました。
いろいろ話をしていると、奥さんが注文したドリンクを持ってきて
そうそう、潮石(しおいし)って知ってます?
と訊かれたので、「知らないです」と答えると
地元の人にとって、潮石を含めて「瀧原さん」やから、どっちも大切にしているんやわ
とのことで、お店で一休みした後、行ってみることに
場所は瀧原宮から10分も歩かないくらいの、ガイドブックにも載ってないところ
とある工場の裏にある小高い丘で、手のひらサイズの案内板しか出ていません。
教えてもらわないと絶対分からないな~
小さな鳥居があり、その前に立つと何とも言えない緊張感が走ります。
一礼して鳥居をくぐると体が「ぞわぞわ」とするのです。
これで「瀧原さん」なのか
カフェでの話を体感しました。
Iさんの湯治話から温泉話へ
ところで、Iさんは会の前日まで湯治に行っていたとのこと。
全国の温泉地をまわっているIさんですから、ただの温泉だけでは満足しません。
湯治場って自炊でしょ?
と質問してみたところ
ご飯とお味噌汁がつくところもありますよ。
と、あっさり答えが返ってきました。
私が前回、2月に仙台と青森へ旅行した時に、青森の
という、不思議な名前の温泉を紹介してくれたことを思い出します。
Iさんが教えてくれる温泉は、今では少なくなった
の温泉が多く、温泉本来の効能が期待出来のです。
じっさい、たらポッキ温泉に行ったときは、とろみのある泉質で、温泉がしばらく体に膜を張っているようでした。
湯冷めせず、寒い青森の土地を悠々と歩けたのです。
Iさんは、特に東日本の温泉地には詳しいので、私も頼りにしています。
マニアックな世界を垣間見る
IさんとYさんが揃うと、必ずと言っていいほどディープな鉄道談議になります。
例えば、JR東海。
国鉄の分割民営化でJR各社ができて、およそ30年以上が経っています。
管理人がJR東海の切符を予約するときに使ったサイトを見て思ったのは
一体何年前のサイトの作りだろう
凝ったデザインで、キャラクターや写真をふんだんに使っているのが現代のサイトです。
現代風とは真逆を行くようなサイトの作りに、管理人は驚きました。
そんな話をすると、IさんやYさんは
管理人さん、JR東海はそういう会社なんです
サイトにお金を使わないのがJR東海なんです
さらに話は、電車の線路幅に関しても広がっていきます。
管理人さん、線路幅は主に2種類あるんですよ。
Iさんの話をかいつまんで説明すると、電車の線路幅には
2種類の幅があるそうです。
線路幅の由来をIさんが話すと、今度はYさんが
それ以外の幅もありますよね。
そうなんですよ。
さらに、話は深くなっていき、管理人もマスターもついていけない感じに。
旅の知識も深いIさんとYさんですが、やはり電車に関することとなると寄せ付けないですね。
お二人のやり取りを見ているだけでも楽しい、そんな雰囲気になります。
次はどこへ行こうか
管理人のお伊勢参り、Iさんの湯治話など、旅の話は尽きることがありません。
IさんとYさんという2人の「旅マスター」がいるので、旅のちょっとしたことでも気軽に相談できます。
Youtubeとか、ブログとかやればいいのに
お二人の知識の深さを聞いて、管理人は常々思っています。
マスター特製のカレーとデザートまでいただいて、大満足でした。
次も神社か、あるいは温泉か、まだ決められずにいます。
でも、春先までには旅に出るでしょう。
そのときはまた、お知らせするかもしれません。